45.利益

45.利益

は考えていた。
「これまで曖昧に行ってきたため信者が減っている。何とかせねば」

そこで神は金銭的に恵まれていない二人の人間を選び、声をかけた。

すると突然、A子の頭の中に声が響いた。
「A子よ、私は神だ。」

A子は驚いた。
それを気にせず神は語りかけた。

「お前は選ばれし者だ。お前とあと一人選ばれし者がいる。
その者はお前とは全く関係ない者で、地球の裏側にいるため連絡もとれない。
もし二人とも私を信じるならば、一人につき百万円やろう。

しかし私は他の神とは違う。そこまで心は狭くない。

二人とも信じない場合、その勇気に免じて、どちらにも五千万円やることにしよう。
そして、もし片方一人しか信じない場合、信じた方に一億円やろう。
その場合、信じない方は何ももらえない。」

A子は困惑したが、魅力的な提案に頭の中が目まぐるしく回転した。

A子は考えた。
「理想的なのは、私が信じ、相手が信じないパターンなのは間違いないわ。
でも確実なのは信じること。
ただそれではもらえる額は、最も少なくなってしまう..」

A子が考えを巡らせていると、神は迫った。
「さぁ、どうする。信じるか?信じないか?どちらにしても、お前次第だ」

補足

お互いに自分の利益だけを考えていると、ギャンブル的要素が大きくなってしまう。
一方で、お互いに協力して信じないようにすれば、二人とも大きな利益を得ることができる。

とはいえ、協力とは信じる根拠が必要となる。
何も知らないもの同士であれば、協力そのものが難しくなってしまうといえるだろう。
そこで効率と確実性を求めると、最も少ない取り分になってしまう。

神からの提案は、利益と信頼と協力のバランスを取る難しさを現しているといえるだろう..

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