17.余剰と犠牲


17.余剰と犠牲

子は、今日も美味しい食べ物を頬張(ほおば)っていた。

A子はインスタ映えも気にしていたので、食べ物の形や入れ物にもこだわっていた。
A子はそんな暮らしを維持し更に満足したいので、仕事も精一杯やっていた。

そんなある日、A子は目の前の食べ物と入れ物にどれだけの人が関わっているのかが、ふと頭をよぎった。
頭から離れなかったので調べてみると、概算でも何万人かの人が関わっていることが分かった。

するとA子に、与えられた食べ物を食べる権利を持っていることに感謝の気持ちがわいてきた。

そんなある日のこと、A子がふとTVを付けると、TVではドキュメンタリー番組で発展途上国において飢餓で苦しんでいる子供の特集をやっていた。

A子は「大変そうだ。私は恵まれているな。感謝しなくちゃ」と思いながら、目の前のお菓子を美味しく頬張るのだった。

補足

限られているものに権利を与えることで余剰ができても、問題は解決しないのかもしれない..



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※当ブログで取り扱う短編小説の物語はフィクションです。実在の人物、団体、事件などとは一切関係ありません。

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